前職ではコンサルティングや人材ビジネスを経験し、会社の外側から人的課題に取り組んでいましたが、やはり根本的な問題はその会社に入らねばわからないと感じ、転職を試みました。歴史ある企業という観点で会社を探していたところ、京都一の傳の求人を見つけて、応募。社長面接時にお聞きした、外部環境の変化に合わせて柔軟に対応する姿勢が自分の考えと近く、ご縁をいただくことになりました。

メインの業務は人事労務全般です。その他にはお金に関わる仕事、例えば資金繰りや給与計算などの業務があります。
私のこだわりは『企業は人なり』という考え方です。企業には人・物・金の3つが必要ですが、物と金は結局人が生み出すものであり、いかに人を活かせるかが会社経営における最大のカギです。単に職種にマッチした経験者を採用するのではなく、伸びしろ・ポテンシャルを見極めることが重要だと考えています。

売り手市場で、社員、パート問わず採用が年々難しくなってきています。各部署の担当者から人材について催促の電話がかかってきたときは自分の無力さを痛感しました。社員・パート合わせて年100人以上の採用を可能にするため、いかに応募者の母数を増やすか、各部署の求める人材像とのミスマッチを減らすかなど頭を悩ますことも多いです。しかし、会社の要とも言える「人」を扱う立場として、この難題に諦めず立ち向かいたいと思います。

採用・人材育成の新しい手法の導入や階層別研修の実施など、挑戦したいことはたくさんあります。部署を横断したプロジェクトの創設にも携わりたいです。現在は事業所が分かれているため社員間の交流がまだまだ少なく、各部署の専門的な知識を全体に活かしきれていないように感じられます。商品開発や新規事業といったプロジェクトで、部署を越えて働ける環境を作り出したいです。